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iPhone6/6s/6plusを日本のApple Payで使う方法

      2017/05/17

昨年の10月より、日本でiPhoneを使った支払いを行えるApple Payサービスが開始されました。Apple Payの機能を十分に使うためにはiPhone7/7 plus/Apple Watch Series 2が必要です。

iPhone6/6s/6plusを持ってる、Apple Payで何ができるのか知りたいという方、出来ないことは知っているがどうにかして同じようなことを出来ないか?とお考えの方に向けてApple Payの詳しい内容をご紹介していきます。

iPhone6/6s/6plusを使ってApple Payで何ができるのか、出来ない理由、今後の展開、現状で同じようなことが出来る《楽天ペイ》アプリの紹介などをしてきたいと思います。

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iPhone6/6s/6plusのApple Pay 世界と日本の仕様の差とは?

日本と世界ではApple Payで使用している通信規格が異なっています。日本で発売されているiPhone7には、日本独自の通信規格が適用されています。iPhone6は世界基準の通信規格が採用されているため、使用できる機能に差が出てしまう結果となっています。

Apple Payは2014年に始まったサービスです。世界ではiPhone6を使って、店舗での支払い、インターネット上の支払いにApple Payが使われています。日本でApple Payが活発に活動を始めたのは2016年からになります。

世界のApple Payと日本のApple Payには大きな差があります。Apple Payは、NFC(Near Field Communication)という通信規格を使っています。その中で、世界に普及しているNFCはType A/Bという規格になります。

日本のNFCは、Type F(FeliCa)という通信規格を使用しています。この2つの規格の違いが、世界と日本のiPhone6で使える、Apple Payの機能の差になっています。

Apple PayはType A/BとFeliCaの2つの通信規格は同時に使用ができません。日本の規格FeliCaに対応した場合は、Type A/B規格で支払いをすることはできない仕組みとなっています。

iPhone6は、Type A/B規格にのみ対応している機種です。日本独自のFeliCaに対応しているのは、iPhone7/7plus/Apple Watch Series 2のみとなっています。

現在Type A/B規格を採用しているカードリーダーは日本にあまり普及していません。そのことがiPhone6でApple Payを日本で使用するときに大きな足かせとなっています。

iPhone6/6s/6plusでApple Payが使える《Apple Watch Series 2》

iPhone7以外の機種では、FeliCaに対応した支払いが出来ない現状ですが、Apple Watch Series 2を使用すれば、iOS10.1以上のiPhoneと連動させることでApple Watch を使ってApple PayのFeliCa支払いが出来るようになります。

iPhoneで設定した内容をApple Watchに転送することで情報を管理します。Apple Watchは、iPhoneを使って取り込んだクレジットカード情報を使用して支払いを行います。Apple Payで行える支払い方法、iD、QUICpay、Suicaすべて使用可能です。

現在使っているSuicaカード、Suica定期券の取り込みは、iPhone7のFeliCa通信機能を使用する必要があります。iPhone7以外の端末では出来ない仕組みになっていますので、Apple Watchを使用してSuicaを使う場合は、Suicaアプリ内でSuicaを新規発券する必要があります。

一度Suicaを新規発券してしまえば、Suicaへのチャージ、定期券の発行はiPhone7以外の端末でも、iPhone内のSuicaアプリで管理が可能になります。管理したデータがApple Watchに転送されて、Apple Watchを使ってFeliCa通信(交通機関、店舗などでの非接触支払い)を行うことが可能となっています。

現状では、Type A/B規格の支払い方法を採用している店舗が少ない日本ですが、今後は増えていくとの見方があります。徐々にType A/B規格を読み込めるカードリーダーが普及するにつれて、iPhone6で支払いが出来る店舗も増えていく見通しです。

世界で普及しているTypeA/B通信規格は、現在は日本で使用できる店舗が限られています。ですが、2020年の日本開催オリンピックに向けて、外国人旅行客の使用するiPhoneで店舗内支払いができることは日本にとって重要なことです。

経済産業省は2020年までに、主要な商業施設、宿泊施設、観光スポットにおいてクレジットカード決済、決済端末のIC対応を100%現実化させるためにクレジットカード決済・IC対応端末の普及を促進すると発言しています。

2020年のオリンピックに向けて、TypeA/B規格に対応するカードリーダーの普及は進む可能性が大いにあります。

TypeA/B通信規格の普及は外国人旅行客に向けた取り組みですが、同時に日本国内のiPhone6もTypeA/B規格を使用しています。カードリーダーの普及に伴い支払いが出来る店舗が拡大することは間違いないのではないでしょうか?

iPhone6/6s/6plusのApple PayでSuicaは使えるのか?

店舗内非接触支払いは、TypeA/B規格を採用すればiPhone6でも支払いが出来る可能性はあります。ですが、FeliCaに対応しているSuicaは、TypeA/B規格よりも高速な通信を行うことが出来ます。

FeliCaの優れた通信速度を生かして、Suicaは交通機関での支払いを行っています。現在よりも劣った通信規格をSuicaが採用することはないように私は感じます。Suicaカードを発行すれば、外国人旅行客も不自由はありませんので、SuicaがTypeA/B通信規格に対応することはないのではないでしょうか。

現在のところiPhone6でSuicaを使う方法はApple Payではなく、後述する《楽天ペイ》などのアプリや他の方法を使う必要がありそうです。

iPhone6/6s/6plusでApple Payの使える機能とは?

現在、日本国内の店舗で行っている非接触型支払いはFeliCaを使用しています。したがってType A/Bのみに対応しているiPhone6では支払いをする事が出来ません。

Apple製品の機種別にできることは、下記の票の通りとなっています。iPhone7/7 plus/Apple Watch Series 2は交通機関や店舗での支払いが可能ですが、その他の端末では出来ない仕様となっています。

Apple Payは、FeliCa通信規格を使用したiD、QUICpay、Suicaという支払い方法を採用しています。その他、Walletアプリを使用してインターネット上の決済、アプリ内の決済が行える仕組みになっています。

現在、iPhone6を使用して可能な支払い方法は、インターネット上の決済、アプリ内決済のみとなっています。インターネット上の決済、アプリ内決済はWalletアプリにクレジットカード情報を登録しておけば使用可能になります。Apple Pay支払いに対応しているアプリ、サイトでApple Pay支払いを選択することで、iPhone6で支払いが可能になります。

iPhone6/6s/6plusのApple Payの使い方

現在はiPhone6でApple Payを使って出来ることは、インターネット上の決済とアプリ内決済のみとなっています。

具体的には、

giftee(ギフティー)

メールやLINEなどを使って気軽に、オンライン上でギフトを送れるサービスです。ギフトを購入するとURLが発行されます。発行されたURLをプレゼントとして相手に贈る事が出来ます。商品は100円から、スターバックスのドリンクチケットやリラクゼーションチケットなど様々なものがあります。

じゃらん

宿泊・交通機関の予約・現地の店舗予約などに使うアプリです。

出前館


国内最大の宅配・デリバリー予約アプリです。アプリ内には全国13500店舗が掲載されています。

TOHOシネマズ(トーホーシネマズ)

TOHOシネマズで上映されている映画を予約することが出来るアプリです。

日本交通株式会社

全国のタクシーを予約することが出来ます。料金検索などもアプリ内で行えて、対応タクシーは約32000台です。

BASE(ベイス)

国内最大級のショッピングモールアプリです。アクセサリーや雑貨、本、様々なものが販売されています。30万店舗以上の商品が集まっています。※Apple Pay支払いが適応されるのはアプリ内支払いのみ一部店舗、1万円までとなっています。

minnne(ミンネ)

様々なジャンルのハンドメイド作品を販売・購入できるマーケットアプリです。

等のサービスでApple Payを使って決済が出来ます。

iPhone6/6s/6plusのApple PayでVISAは使えるのか?

Apple PayではVISAカードはネット決済、アプリ内決済に対応していません。ネット決済、アプリ内決済はJCB、Master Card、アメックスのクレジットカードである必要があります。iPhone6はネット決済、アプリ内決済しか使用出来ないためVISAカードは使用不可ということになります。

Apple PayのWalletアプリに登録できるクレジットカード・プリペイドカードは以下のとおりです。国内で発行されているクレジットカードの86%がApple Payで利用できるようになっています。

iDとして使用できるクレジットカード

  • イオンカード
  • dカード
  • ソフトバンクカード
  • 三井住友カード
  • ライフカード
  • ポケットカード(P-oneカード、ファミマTカードなど)
  • ANAカード(VISA、MasterCard)

QUICPayとして使用できるクレジットカード

  • au WALLETクレジットカード
  • JCBカード
  • Oricoカード
  • セゾンカード
  • Viewカード
  • 楽天カード
  • 三菱UFJニコス
  • TS CUBIC CARD
  • MUFGカード
  • ANAカード(JCB)
  • JAL JCBカード
  • エポスカード
  • ジャックス(漢方スタイルクラブカード、REXカードなど)
  • アプラスカード
  • Yahoo!JAPANカード
  • American Expressカード(プロパーカード)
  • UCSカード

上記のカードはiPhone7/7 plus/Apple Watch Series 2でJCB、Master Card、アメックスのカードを登録した場合は、Apple Payのすべての機能を使うことが出来ます。VISAカードを登録する場合は、ネット決済、アプリ内決済は行えません。

iPhone6の場合はJCB、Master Card、アメックスのカードを登録すればネット決済、アプリ内決済を行うことが可能です。

iPhone6/6s/6plusのApple Payにクレジットカードを登録する方法

Apple Payにクレジットカードを登録する方法はとても簡単です。

Walletアプリを開きます

《カード追加》をタップします。もしくは右上の《+》をタップします。すでにクレジットカードを登録している場合は右上の《+》をタップすることで追加して登録が可能です。

説明が表示されますので《次へ》をタップします。

クレジットカードの場合は券面をスキャンすることでカードを認証します。

以前にApple StoreやiTunesで登録履歴があるカードを使う場合は、《セキュリティコード》を入力する必要があります。

読み込んだカード情報が表示されますので、情報があっていることを確認し《次へ》をタップします。《クレジットカードのセキュリティーコード》を求められますので、入力します。

利用条件を読んで《同意》します。

以上でApple Payにクレジットカードが登録されます。

登録したカードをサービスで使用するために認証を行う必要があります。QUICpayサービスで使用するために、今登録したクレジットカード情報を認証します。右上の《次へ》をタップします。(iDの場合も同様です。)

カードを認証する方法が表示されます。《SMS》を選択すれば、メッセージに認証コードが送信されます。コードを入力して認証します。クレジットカードの種類によっては《SMS》認証が無く、電話で認証する方法しかないものがあります。認証する方法を選択して《次へ》をタップします。

メッセージに送信された認証コードを入力すれば認証が完了します。

認証が完了してアクティベートされます。以上でQUICpayが使用可能になります。

登録したクレジットカードを削除する場合は、《Walletアプリ》を使って削除する方法と、iPhone6の設定画面から削除する方法があります。

Apple Payで削除したクレジットカード情報は、再度登録することが可能です。ですが、Walletアプリ上の《デバイスアカウント番号》というものが変化しますので、以前に取引した内容は消えてしまいます。

《Walletアプリ》を使ったクレジットカード削除方法

《Walletアプリ》を起動します。

登録削除したいカードを選択して、右下にあるアイコンをタップします。

画面を下にスクロールし、《カードを削除》をタップします。

《削除》をタップすることでクレジットカード情報が削除されます。

iPhone6の設定画面からクレジットカードを削除する方法

iPhone6の設定をタップします。

設定画面の《WalletとApple Pay》をタップします。

WalletとApple Pay画面に表示されているクレジットカード情報の内、削除したいものを選択します。

右下のアイコンをタップします。

画面を下にスクロールし、《カードを削除》をタップします。

《削除》をタップすることでクレジットカード情報が削除されます。

Walletアプリにクレジットカード情報を登録すれば、iPhone6のApple Payを使ってインターネット上、アプリ内で支払いが可能になります。

iPhone6/6s/6plusでApple PayのiD、QUICpayを使う方法は?

iPhone6で非接触型支払いを行う場合は、TypeA/B通信規格を使用する必要があります。FeliCa通信規格のiD,QUICpayを使用することは出来ません。ですが、TypeA/B通信規格を使用して、店舗で支払いをすることは今後可能になる可能性があります。

2020年の日本開催オリンピックに向けて、来日する観光客はTypeA/B規格のiPhoneを使用していますので、日本の店舗はTypeA/B規格に対応する必要があります。このTypeA/B規格を使用した支払い方法は、iD,QUICpayという方法にはなりません。

世界で使用されている支払い方法の一例として、VISAが提供している《VISA payWave》(ビザ ペイウェーブ)であったり、Master Cardが提供している《Paypass》(ペイパス)というような支払い機能を使用する可能性があります。

iD、QUICpayを使用することは出来ませんが、似たような機能を持っている他のサービスを利用することで、店舗での非接触型支払いをiPhone6を使って出来るようになる可能性があります。

現在でもApple Payではない楽天ペイなどの方法であれば、iPhone6を使って店舗で非接触型支払いをすることは可能です。

iPhone6/6s/6plusでApple Payのように使えるアプリ《楽天ペイ》

iPhone6/6s/6plusはApple Payを使って店舗での支払いは出来ません。iPhone7・Apple Watchと同じように店舗内支払いをするためには、Apple Payとは違うアプリを使う必要があります。

2016年10月よりサービス開始の《楽天ペイ》は、アプリをダウンロードすれば使用できるようになります。iPhoneやAndroid端末などOSによる制限はありません。アプリに対応している機種であれば使うことが可能です。

《楽天ペイ》をダウンロードして《楽天ID》でログインすれば、普段楽天で使用しているクレジットカード情報と紐付けされて、支払いをする事が可能になります。

後からクレジットカードを登録することも可能です。登録できるカードは、VISA、Master Card、楽天カード(JCBを含む)となっています。

支払い方法は《QRペイ》と《セルフペイ》の2種類の方法があります。

楽天ペイの《QRペイ》で支払う方法

支払いをする際に店員に楽天ペイの《QRペイ》で支払うことを告げます。お店の専用端末にQRコードが表示されますので、お使いの端末でQRコードを読み込みます。

決済画面が表示されますので、内容を確認してスライドバーを右にスライドします。

スライドが終了すると支払いが完了します。

楽天ペイの《セルフペイ》で支払う方法

アプリを起動し《セルフペイ》タブを選択します。

支払いをする店舗を選択後に支払う金額を入力します。

入力した金額を確認してスライドバーを右にスライドさせます。

支払いが完了しますので、支払い完了画面を店員に提示して確認を取り終了となります。

使える携帯端末が多いことが楽天ペイの利点ですが、現在は支払いが出来る店舗数は少ないです。2017年の夏には主要電子マネー13ブランドとAndroid Payが使用可能になる予定です。2018年にはWAONに対応する予定も発表されています。

【2017年夏より開始予定の電子マネー】

  • 楽天Edy
  • Suica
  • PASMO
  • Kitaca
  • TOICA
  • manaca
  • ICOCA
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん
  • nanaco
  • iD
  • QUICpay

【2018年より開始予定の電子マネー】

  • WAON

《楽天ペイ》を使った支払い方法は還元ポイントを2重取りする事が出来ます。クレジットカードに付与されるポイントと楽天ペイ自体にポイントが還元されます。

現在は支払いが出来る店舗が少ない方法ですが、今年の後半から徐々に使用されていきそうなサービスとなっています。

まとめ

iPhone6/6s/6plusのApple Payの使い方をご紹介してまいりました。日本は非接触型支払いに使っている通信規格が世界と違うため、世界基準で出来ているiPhone6は、日本で使用するのが難しい状況となっています。

iPhone7/7plus/Apple Watch Series 2は、日本の通信規格《FeliCa》に対応しているため店舗で支払いが出来ます。現状では日本国内に世界基準の通信規格である、Type A/B通信規格は浸透していません。

2020年の日本開催オリンピックに向けて、Type A/B通信規格に対応するカードリーダーは日本国内に増えていく見通しです。iPhone6はType A/B通信規格に対応していますので、今後Apple Payを使った店舗での支払いも可能になると予測できます。

Suicaアプリは完全にFeliCaに特化した作りになっています。SuicaがType A/B通信規格に対応する利点は現在のところありません。iPhone6のApple PayでSuicaを使用することは難しいと予測できます。

iPhone6のApple Payで現状できることは、ネット決済、アプリ内決済でApple Payを使用することです。Walletアプリにクレジットカードを登録することで支払いが可能になります。

現在のApple Payでネット決済、アプリ内決済が行えるサイト、アプリの代表的なものは

  • giftee(ギフティー)
  • じゃらん
  • 出前館
  • TOHOシネマズ(トーホーシネマズ)
  • 日本交通株式会社
  • BASE(ベイス)
  • minnne(ミンネ)

となっています。

Apple Payが店舗で支払いを行う際に使用している、iD,QUICpayという方法はFeliCaに対応してます。iPhone6は、今後日本に普及していく予定のType A/Bに対応していますので、非接触型支払いをする際に使用する機能はiD,QUICpayとは違った機能になると考えられます。世界で普及している《VISA payWave》、《Paypass》などが日本国内にも普及してiPhone6を使って店舗支払いが出来るようになるのではないでしょうか?

iPhone6はApple Payを使った非接触型支払いは現在出来ませんが、《楽天ペイ》を使用することが出来ます。

《楽天ペイ》とは、楽天が提供している非接触型支払いサービスです。楽天にクレジットカードを登録していれば、アプリをダウンロードしてログインするだけで使用が可能になります。

現在は取り扱い店舗が少ないですが、今年の夏から徐々に取り扱い店舗が拡大していきます。今年後半から来年にかけて注目されるサービスとなっています。

iPhone6であっても《楽天ペイ》を使えば、店舗でiPhoneを使って支払いが行えます。現金で支払うよりも還元ポイントなどお得な事がありますので、是非使用をご検討ください。

2020年に向けて、日本国内に世界基準のNFC Type A/B通信規格は普及していく予定です。それに伴い、iPhone6を使用して店舗で支払いが出来る場面も増えていくと予測できます。現在はApple Payを使用してネット決済、アプリ内決済しか行えませんが、徐々に支払える場面が増えていきそうです。

Apple Payを使用せずとも、《楽天ペイ》などの代価サービスもどんどん出てきます。NFC Type A/B通信規格の普及を待つことで、iPhone6で出来ることは増えていきそうです。

 

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