iTunesのアップデートできないエラー不具合の対処法まとめ
2017/02/10
音楽や動画、映画を入れておくのに大変便利なiTunesですが、時々エラーが発生するケースがあります。
iTunesとiPhoneが同期してくれないと折角新しい曲を入れたのに聞かれなくなってしまいますね。
ここではiTunesのアップデートができないエラーについて、パソコンの場合とiPhoneの場合について調べてみました。
【パソコン】iTunesのアップデートできない時の対処法まとめ
セキュリティソフトウェアを一時的に無効にする
セキュリティソフトをパソコンに入れていると、ソフトの更新ができない場合があります。これはソフトの側で、アップデートする内容が安全ではないと判断しているからです。
このままではiTunesは更新できないままなので、一旦セキュリティソフトのワイアウォール機能を無効にします。
まず、iTunesを使用していたら一旦終了させます。そしてセキュリティソフトの設定画面を開きます。
これは、
- 「ノートン・インターネットセキュリティ」
- 「マカフィー・インターネットセキュリティトータル プロテクションアンチウイルス プラス」
- 「ソースネクスト・ウイルスセキュリティZERO」
- 「カスペルスキー・インターネットセキュリティ」
ともに、設定画面を開けばOKです。
そして「ファイアウォール」を「オフ」にすれば、一時的に無効になります。
「ウイルスバスタークラウド」には、 パーソナルファイアウォール機能はありませんので、iTunesが更新できない場合は他の対処法を試してみてください。
iTunesをダウンロードしてみる
iTunesを最新バージョンにアップデートできなかったら、iTunesを再度ダウンロードしてインストールします。
ダウンロードする時は、必ずAppleの公式サイトからiTunesのダウンロードを行ってください。
AppleのiTunesのサイトで「iTunesを今すぐダウンロード 」と書かれているページです。
再インストールする前に、現在使用しているiTunesをアンインストールしなくても大丈夫ですが、インストールする前にiTunesは必ず終了させておきましょう。
古いiTunesの上から最新版のiTunesを上書きするイメージです。この作業を行っても、iTunesの中にあるデータは消去されませんので安心してください。
再インストールした後、iTunesを起動させると自動的に更新作業等が行われますので、それらの作業が終わればiTunesは最新版になっています。
iTunesを削除してから再インストールを行う
上記の方法では、現在使用しているiTunesはそのままで、ソフトの上書きをすることによってiTunesのアップデートを行いました。
次の方法では、現在使っているiTunesは削除して、それから再度Appleのホームページから最新版のiTunesをインストールします。
iTunesを上書きしたけれども、うまくいかない場合にこの方法を試してください。
Windowsの「コントロールパネル」を開いて、他のソフトと同様に「プログラムのアンインストール」でiTunesを削除します。
この削除する時に順番があります。
- iTunes
- Apple Software Update
- Apple Mobile Device Support
- Bonjour
- Apple Application Support (32 ビット)
- Apple Application Support (64 ビット)
の順番でアンインストールを行ってください。順番を間違えてしまうと、正常に削除しきれないことがありますので注意が必要です。
「管理者」になってアップデートする
WindowsのパソコンでiTunesをダウンロードして、いざインストールしようとしたら
「十分なアクセス権限がありません。管理者権限のあるユーザーでログインしてこのインストールを再実行してください。」
というメッセージが出て、どうしたら良いかわからずに止めてしまったケースもあります。このメッセージが出た場合、「管理者として実行」をクリックすれば普通にアップデートできます。
しかし、管理者が誰なのかわからないまま更新するのも後味が悪いものです。
Windows8の場合は、デスクトップ画面の右側にマウスをずらして「設定」を開きます。
そして「PC設定の変更」をクリックしたら「ユーザー」を選びます。すると、アカウントが表示されます。管理者としてログインしていたら「管理者」という表示になっています。
【iPhone】iTunesのアップデートできない時の対処法まとめ
iTunesや新しいiOSなど、Apple関連のシステムやアプリが正常に更新できないケースが発生することがあります。
アップデートできないだけでなく、iPhoneがフリーズしてしまう場合もありますね。
そのような場合、画面はiTunesのアイコンと、USBケーブルの表示がされたままストップしている状態になります。
これは残念ながらiPhoneの中で自動に修復してくれている状態なのではなく、完全にストップしている状態です。そのため、自分で対処しない限り数時間経っても同じ状態なのです。
このような場合、iPhoneをパソコンに接続して復活させます。
iPhone本体だけでは復旧できないので注意が必要です。
- まずはiPhoneとパソコンを接続します。
- そしてiPhoneの電源ボタンとホームボタン同時に長押しします。
- 電源が切れたら、どちらの指もボタンから離します。
- そして再び電源を入れますが、この時に電源ボタンを押した指は離さずに押したままにします。
- 電源がボタンを3秒押し続けたら、今度はホームボタンも一緒に押します。
- この状態で10秒経ったら電源ボタン側の指だけ離します。ホームボタンは押したままです。
すると、パソコン側に「デバイスを認識しました」「iTunesはリカバリ-モードのiPhoneを見つけました。」などのメッセージが表示されますので、ホームボタンの指も離します。
この後は、パソコンの表示に従って、更新や復元を選んでいけば復活できます。
注意しなくてはいけないのが、「更新」を押すと今までのデータが消去されてしまう点です。工場出荷状態のようになるというわけです。
そしてパソコンの中にある前回同期させた時のデータをiPhone側に復元させます。もし最新のデータでは無い場合は、新しいデータは消えてしまうかもしれませんので要注意です。
万が一の時のために、iCloudに自動的にデータをバックアップするよう設定しておくと良いでしょう。


